Shopify運用の現場から|MailchimpからOmnisendへ移行した理由(フェーズ2:セットアップと連携)

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フェーズ2 はじめに:Omnisendセットアップ

前回は、移行前のデータ整理についてまとめました。

今回は、実際のOmnisend側セットアップとShopify連携の実務手順について整理します。

ここでミスをすると、

  • 不要コンタクトが課金対象になる
  • 到達率が不安定になる
  • フロー設計が崩れる

といった問題が発生します。

Mailchimpもそうでしたが、同様にOmnisendもShopifyと連携すると、Shopify側のコンタクト数が全て反映されてしまいます。

本来3,000人程度がメルマガ配信対象にもかかわらず、コンタクト数が数万であればその数が対象になった高額の月額プランが請求されてしまうため、注意が必要です。

とはいえ、どうしても最初の設定で紐づいてしまうため、「不要なコンタクト数の削除」という手順が発生します。
今回はこのあたりの詳細を説明していきたいと思います。

1. Omnisendアプリのインストール

実施内容

  • ShopifyアプリストアからOmnisendをインストール
  • Shopifyアカウント連携
  • データ同期開始

確認ポイント

  • 顧客データ件数
  • 商品データ同期状況
  • 注文履歴の反映

⚠ 同期直後は件数を必ず確認する

想定外のコンタクト増加が起きていないかをチェック。

その中で、メール基盤の見直しが必要になりました。

2. コンタクト同期の確認

確認項目

  • Subscribed数
  • Non-subscribed数
  • Shopify由来の自動同期数
  • タグ反映状況

必要に応じて

  • 不要タグ削除
  • セグメント再定義

ここで整理しないと、後のフロー設計が複雑化します。

3. ドメイン認証(到達率の土台)

実施内容

  • SPF設定
  • DKIM設定
  • DMARC(可能であれば)

確認項目

  • 認証ステータスが「Verified」になっているか
  • 送信ドメインが一致しているか

⚠ 認証前の大量配信は避ける

4. フロー再構築準備

Mailchimpの設計をそのままコピーしない。

まず実施したこと

  • Shopifyイベント一覧確認
  • 使用可能なトリガー整理
  • セグメント先行作成

例:

  • 初回購入者
  • 2回以上購入者
  • 90日未購入者
  • 特定カテゴリ購入者

OmnisendはShopify連携が強いため、

イベントベース設計に切り替えることを意識しました。

5. テスト配信

本番前に実施:

  • 社内テスト送信
  • 少人数セグメント配信(100人程度)
  • Gmail到達確認
  • Outlook到達確認
  • 迷惑メール率確認

テスト段階では、

「開封率」よりも

「到達率」と「配信安定性」を重視しました。

フェーズ2で感じたこと

ツールのUIに慣れることよりも重要なのは、

「どのデータが自動で同期されるかを正確に理解すること」でした。

Shopify連携が強い反面、

意図しないデータ同期も起こり得ます。

移行作業は、設計思想の理解が重要だと感じました。

次回以降、以下を詳細に綴っていこうと思います。

  • Welcomeフロー再設計
  • カゴ落ちフロー再設計
  • セグメント戦略
  • SMS導入検討
  • 本番移行とMailchimp停止手順
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